初参加&家族連れでも楽しめるの? けん玉W杯2023 参加者の声をお届け


皆さん、こんにちは!けん玉ライターのChan_Eri(ちゃんえり)です!
今年も7月29日、30日の2日間。ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市2023(以下、けん玉W杯2023)が広島県廿日市市で開催されました。

今年の潜入レポートでは、けん玉W杯2023に初めて参加する方や、家族での参加や応援に来ている方に焦点を当て、大会についての感想や印象をお聞きしました‼
参加者へのインタビューを昨年よりも多めにし、3回に分けてお届けします。また、10年連続出場している方の声もお伝えしたいと思います。会場に訪れた生の声を参考に、今後出場を検討している方や家族での参加を考えている方のお役に立てればと思います。

今年で10周年となるけん玉W杯2023も大いに盛り上がりました。
何年かぶりに参加する方や海外から参加する方も含め、今年のKWC2023の参加者は、会場と配信を含め800人以上となり、過去最多人数となりました。けん玉を始めたばかりの方からハイレベルな方まで、様々なレベルの参加者がいました。

けん玉W杯2023の結果などは、こちらの大会結果をご覧ください。
大会の他にけん玉ワークショップと題して、木のおもちゃ体験、お箸作りや組子細工ワークショップなどもありました。また、ロビーでは2種類のギネス記録にチャレンジ出来るブースがあり、多くの方が参加していました。けん玉チームのステージパフォーマンス、各賞の表彰式など、たくさんの催しがありました。
そんな中「子どもが出るから応援しに来ました」「子どもと一緒に参加しました」という声や小さいお子さんを連れての参加または、応援している方も多くいました。
近年、ダマーの中にも妊娠・出産、育児真っ最中の方、家族での参加など増えてきているように感じます。この記事により、同じような境遇参加の方のきっかけや参考になればと思います。
けん玉W杯の内容や流れについては、ほとんど昨年と変わることなく同様な部分もあるので、けん玉W杯について詳しく知りたい方は昨年のKWC2022潜入レポートをご覧ください☆

けん玉W杯2022大会初日 予選レポート①
けん玉W杯2022大会初日 予選レポート②
けん玉W杯2022大会2日目 決勝レポート

開会式での挨拶やイケているけん玉パフォーマンスを見ると、“いよいよ始まるのか”という思いが込み上げてきて、気持ちが高ぶります。
開会式後、A・B・Cグループの予選が始まります‼それぞれのグループや個人でもドラマがあったようですよ‼
では早速、けん玉W杯2023に初参加された方の声をお届けしたいと思います。(応援で来ていた、ご家族にもインタビューしました)

初めて参加してみての声

川本琥太郎さん(7)、映子さん(43)  広島県福山市

KWCに参加しての感想やけん玉を始めたきっかけ

琥:最初はドキドキしたけど、最後出来たから嬉しかった(フルマークで17点‼)
映:もう最後15秒残して、灯台逆落としが決まったんです!
けん玉は、保育所で触っていましたが、本格的にやり始めたのは4月ぐらいからです。3、4ヶ月ぐらいですね(7月時点)

映:けん玉をやる時は、けん玉のイベントに遊びに行ったり、ジャーさんやチームの方に教えてもらったりしています。

琥:本番は、緊張したけど楽しかった。
成功して一番、嬉しかった技は灯台逆落としです!
映:60%から70%の割合だったので、最後決まらなかったら、どうしようっていう技でした。

親御さんの思い/ご家族の現地での過ごし方など

1年生なので、会場内のグループの白い四角の中に入って、付き添いをしました。
同じグループの方たちも、とても優しくて、初めての参加だったので、やる順番を選ばせてくれました。
その区間にいて、たぶん子どもより私の方が緊張していました。
予選の時は祈ってましたね。一応、声がけできますが、かけていいのかわからなかったです。

KWCへの印象

映:なんかすごい楽しめるイベントになってて、びっくりしました。
絶対、試合だけっていうイメージだったんですが、お祭りの様なイメージもあるイベントですよね。すごく過ごしやすくて、子どもが飽きないんですよ。それがすごいなと思います。
いろんな人と写真も撮れますし、インスタでしか見たことない人とかもいて、すごい嬉しい。会えてうれしかったのは、福島ゆうたろうさん。お話して、写真も撮ってもらいました‼
商店街のお祭りにも行って、せっかくなので、マックス楽しみたいと思っています!

最後に

琥:来年あったらまたでたいですし、レジェンドを頑張りたいです。

中島悠真さん(6)、大輔さん(38) 山口県

KWCに参加しての感想やけん玉を始めたきっかけ

悠:時間がちょっとしかない時にドキドキした。 今日はフルマークできて19点でした!
大:私は、30点でフルマークでした。

悠:はねけんが成功したのが嬉しかったです。
大:苦戦してたからね。大会前や練習する時に、はねけんが成功しなくて、というのがありましたね。
私は子どもより緊張して、お腹が痛くなりました(笑)
2人とも同じAグループで、別のブロックだったので、やっているところは見れなくて、結果だけ後から聞きました。喧嘩になるから、どっちもできたから良かったです。

大:私は、USA1周が成功したのが嬉しかったですね。最後の1秒ぐらいできまって、セーフでした。手がプルプルして……(笑)
長いけど四点の技で出来るのがあんまりなかったので、入れました。

親御さんの思い/ご家族の現地での過ごし方など

大会には家族で来ていて、柵の前で応援してくれていました。
4歳の下の子がいて、けん玉をやらないのでグズってしまうのですが、WSや木材で遊べるスペースなどもあって、楽しめていたのでよかったです。
休憩室も使いました。大会に出るだけではなく、付き添いの人も割と過ごしやすくて良かったです。

KWCへの印象

大会は、結構な人数で熱気もあって、すごく楽しかったです。
予習でちゃんと去年のyoutubeを見て、雰囲気はこういう風かと思って予習したけど、やっぱりあの中にいると緊張もだし、みんなで楽しんでる感じが違いますね。
会場に向かう車の中から、チームのTシャツを着て歩いてる人が見えて「その人強そうだねて」と話をして、楽しんでいました。

最後に

大:来年はグループBで出れるように頑張ります‼
悠:来年もあったら出たい‼

松川絢太/あやたさん(11)、ゆうすけさん(42) 大阪府

KWCに参加しての感想やけん玉を始めたきっかけ

けん玉歴は2年ちょっと(一昨年の11月ぐらいから)

絢:いっぱいすごい人がいて、ワールドカップがどんなものなのか、1回も体験したことなかったので、今回あまり練習しなかったけど、フルマークできました。今回、グループAで参加して、点数は48点でした。でも、もっとちゃんと練習して、高いレベルの技を本番で出せるようにして、五十嵐拓也くんみたいに上手くなりたい。

親御さんの思い/ご家族の現地での過ごし方など

ゆ:練習ではあまり、フルマークができるぐらい完成度が高くなかったんですけど、実際今日やってみたら、割と時間に余裕ができるぐらいだったので、本番の方が割と集中力が出せたのかなという気はしましたので、見ていて嬉しかったです。

絢:もう少し難しい技をやってもよかったなという思いはありますね。
ゆ:なかなか技選びに苦労していました。できるやつとできないやつの差が大きかったですね。
絢:最後、チャレンジ技も入れてという感じでした。

ゆ:普段とはまたちょっと違った本番の姿も見られました。応援する時は、フェンスギリギリ近いところから、彼がやってる角度の方から、見ながら、撮りながらでした。

最後に

絢:マテオチャンスが成功した時は、嬉しかったです。
最近はちょっとずつ成功率が上がってきていたので、もしかしたらいけるんじゃないかなぐらいで、挑戦しました。そしたら、1分ちょっとぐらいで出来ました。

ゆ:いつもは別の技をもうちょっと失敗してるんですけど、今日は結構スムーズに決まったんで、ちょっと余裕もってできたのかもしれない。

絢:来年も出場したいですけど、お父さんがどう言うか…
ゆ:前向きに検討したいと思います。

まりっぺ/西田真理さん 40代 熊本県出身 奈良県在住

KWCに参加しての感想やけん玉を始めたきっかけ

今日の1位通過のRyoga達と、いつも一緒にけん玉しているんですが、もう涙が出ました。
元々、応援にだけ来る予定で、出るつもりはなかったんです。せっかくやってるから、皆が「出なよ」と言ってくれて、悩みに悩んで出場した結果……手がブルッブルでした。

去年のこの時期は、まだけん玉をしてなくて始めて丁度1年ぐらいです。
本番は、めちゃめちゃ緊張して……もう1回やり直したい。悔しいですね。
静止系で手が震えすぎて、乗っても落ちちゃうんですよ。もうメンタルに負けたみたいな。普段はできるんです‼
でも、この雰囲気はやばかった。応援してくれていた人達に手が震えすぎて「チャーハン作ってんのかと思った」「鍋ふってんの?」って言われました(笑)

フルマークは前半できたんですけど、後半が2個残って、震えすぎて……やり直したい‼
悔しいです。でもすっごい楽しかったので、出てよかったです。こんな震えるんかってぐらい震えました。

Bグループ、Cグループの友達みんなが「まりっぺ‼」と、応援してくれて頑張ろうと思いました。
めっちゃ悔しい‼フルマークしたかった。
去年は知らなかったのに、こんなにけん玉にハマってしまいました。

けん玉を始めて、出会いがすごくあって、けん玉始めて良かったと思います。知らなかった人たちとすっごく仲良くなって。もう今ほんと20年来の友達じゃないかぐらいの仲になっているから、やってよかったです。

KWCへの印象

会場の雰囲気も大会参加も、もうただただ楽しい。絶対来たほうがいい‼
けん玉してるけど来る勇気がないみたいな人は、1回来てみた方が絶対いいと思う。マジで楽しかった。
外人選手、みんなめっちゃフレンドリーですよ。
けん玉に最高のサインをたくさん貰ったので、飾ります。もう誰にも触らせないです‼(笑)
一番のお気に入りの剣だったので、もう使えないです。もう一本買います‼
やっぱり会える機会なんてないし、こんなに気軽に喋れる機会もないので、みんな来た方がいいと思います。GLOKEN様様です♪

最後に

来年は1年経っているので、できることも増えていると思います。月面系が好きなので、月面系を1年すごく練習して、ジャグも練習して、連続ジャグが出来るようになりたいです。
紐とか引っかかっちゃうので、いつも「紐ーーー‼」ってなります(笑)
来年大会があったら絶対来ます。
今回、出ないと思ってたので、追い込んで一夜漬けになってしまいました。なので、ちゃんと練習して、バチバチにキメたいです‼

最後に

皆さん、インタビューを快く受けていただき、ありがとうございました!!
けん玉やけん玉W杯への熱い思い、そして「現地参加はやっぱり楽しい!」という回答を皆さんから頂きました。こんなにも皆さんの人生にけん玉が浸透しているんだと、感慨深いものがありました。

今後知っておくと役に立つ、けん玉用語をまとめました!

けん玉W杯用語集

ウッドワン:2015年から特別協賛の株式会社ウッドワン様の名称

けん玉ワールドカップ(KWC、けん玉W杯):括弧内のように略すこともある。世界中のけん玉プレイヤーが一堂に会し、競技で世界一を決めるとともに、交流できるイベント

GLOKEN:(一社)グローバルけん玉ネットワーク。けん玉を通じて、みんなの日常に「楽しい!」がもっとある、豊かな社会づくりに貢献するを理念に、世界中の人々がけん玉を楽しむための環境づくりに取り組んでいる。

トリック:けん玉の技

メイク:けん玉の技が成功すること

レベル10:けん玉の技のレベルを表す

フルマーク:選択した技を全て成功すること

トリック名

灯台〜さかおとし:玉の上にけんを乗せ(=灯台)、けんを半回転させて玉でキャッチする

はねけん:飛行機をした後、けんを1回転させて再び玉でキャッチする

USA一周:小皿~けん~地球回し(玉を一回転させる)~大皿~けん~地球回し~中皿~けん~地球回し

けん玉界の登竜門的トリック(初級者の憧れトリック)。飛行機~持ち替え中皿~ダウンスパイクの通称で、MCのノブさんが命名

フリップ(けんを一回転)~ジャグ(玉とけんでジャグリング)~フリップ~ジャグ~けん(中級者の憧れトリック)

Chan_Eri(ちゃんえり)

けん玉歴:けん玉歴:8年目(2015~)
職業:保育士
けん玉先生取得/けん玉検定エキスパート3級合格/マテオチャンスは人生で1回成功/ジャグ系はまだまだ練習中
2018年第69回紅白歌合戦けん玉ギネス記録に参加し、成功の瞬間に立ち会う
KWC出場歴:6回(2023年込み)

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