本日より、令和時代が始まりました。

平成時代の後半から急速に世界に広がり始めた、けん玉。
また、平成から令和への節目の年である本年は、奇しくも現在のけん玉のルーツである「日月ボール」が実用新案として正式に登録されて丁度100年の節目でもあります。
けん玉の歴史、そして我々が過ごす時代に、大きな節目を迎えることを嬉しく思います。
時代の継ぎ目を、これを読んで頂いている皆様とけん玉を通じて繋がり、ご一緒できることに感謝しつつ、決意と気持ちを新たに令和時代もけん玉とともに歩んで行こうと思い記事を書きました。

関連リンク：
5月14日はけん玉の日®：https://www.gloken.net/jp/blog/201702061701/
日月ボール生誕100周年記念イベント：https://www.gloken.net/jp/blog/201903281546/

一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク（GLOKEN®）の理念は、
『けん玉を通して、みんなの日常に「楽しい！」がもっとある、豊かな社会づくりに貢献する』
です。
この理念実現のため、「けん玉で世界をつなぐ」をコンセプトに活動をしています。

思い返せば、2000年代後半からYouTubeやSNSの発達と共に世界にけん玉が広まるのを目の当たりにしながら、けん玉発祥の地である日本からできること、そして果たすべき役割はなんだろうかと考え、2012年（平成24年）6月、GLOKENを設立しました。
設立から現在まで、日本国内、そして世界的なけん玉シーンの拡大と変化・成長は著しく、その中にあって設立当時に思い描いた夢以上の現実が目の前に広がっています。

・けん玉ワールドカップの開催
・国内外へけん玉の楽しさを広める活動
・けん玉に関する調査研究、日本のモノ作りの応援
・けん玉検定™の運営
等のプロジェクトを開始し継続できるのも、各活動にご理解と様々な面でのご協力をしてくださる多くのけん玉ファンの皆様がいてくれるからに他なりません。本当にありがとうございます。
また、日頃なかなか口に出していうことはできませんが、日々一所懸命に仕事をしてくれるGLOKENスタッフにも深い感謝の気持ちを伝えたいと思います。

関連リンク：
GLOKENの理念：https://www.gloken.net/jp/about/
けん玉ワールドカップ：https://www.gloken.net/jp/kwc/
けん玉トラベルマップ（海外）：https://www.gloken.net/jp/kendama-travel-map/
けん玉検定公式サイト：https://kendamakentei.com/

設立からもうすぐ満7年を迎え、8年目を迎えます。
世界のけん玉シーンという巨大な渦の中心にいる一員であり、けん玉ワールドカップやけん玉検定等、多くのけん玉ファンにとって大切な場所や仕組みの発信源として、もはや倒れることができない母体的な役割を担っていることの責任を常に感じています。

一方で、法人設立から10年後の存続率は6%程度、20年になると0.3%、30年だと0.02％まで下がるという統計的な現実もあります。多くのけん玉ファンが毎年楽しみにしてくださっているけん玉ワールドカップを始めとした各事業・プロジェクトの継続・成長を目指すことは勿論ですが、母体である法人を安定的に存続させることが何よりも大切だと認識しています。

これまで、大きな波やうねりを幾度となく経験しながらも、けん玉に関する仕事を通じて多くの事を学び、喜びや感動を日々頂きながら歩んで来られたことは感慨深い思いもあり、人生の宝となっています。
この先も、法人代表理事である私（窪田）、スタッフ、そして法人の健康状態を保全しながら、チーム力と創意工夫を元に、懸命に、そして快活に、歩み続けたいと思います。

新元号「令和」は、「日本の四季折々の文化と自然を、これからの世代にも引き継いでいきたい」という思いで、万葉集から引用しているとのことです。
私たちも、けん玉と、けん玉を楽しむ文化を、これからの世代にもずっと引き継ぎ、みんなの日常に「楽しい！」がもっとある社会や時代作りに貢献できるよう、諸活動に取り組んでまいります。
新時代も、皆様からのお力を拝借し、共に歩んでいければ嬉しく思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。

令和元年5月1日
一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク
窪田保