けん玉ワールドカップ廿日市2019競技ルール

昨年までのルールから改定されている点が多くありますので、十分ご確認頂けますようお願いいたします。
皆さまのご参加をお待ちしています!
エントリー受付は5月18日(土)~6月28日(金)を予定しています。

【公式トリック】

けん玉ワールドカップにて使用する公式トリック(技)は、クラシックなトリックから最新のものまで、その年のトレンドも取り入れ、世界中から集めています。
今年は、120種のトリックをレベル別(レベル1~12)に規定し発表しています。
けん玉ワールドカップ廿日市2019公式トリック紹介ページ
この規定技を公式トリックとし、競技を実施します。

【出場資格】

中学生以上のけん玉愛好者(誕生日が2007年4月1日以前であること)
ただし、①プロプレーヤーならびに、②主催者が認めるプレーヤー、についてはこの限りではない。

※①KWC協賛チームの登録プロ(スポンサードプレーヤー)
※②けん玉検定ベーシック1級以上登録者、日本けん玉協会が認定するけん玉道初段以上保有者
※上記①②ともに、けん玉ワールドカップのルールを理解していることを前提とする

【予 選(大会1日目)】

・予選で使用するトリックは、公式トリックリストのレベル1~10、計100トリックから選択します。
→当日受付時に、トリック選択用シート(100種類のシール)と、予選シート(挑戦するトリック計12種類のシールを貼る台紙)を配布しますので、受付ルーム内でトリックを選択し、シールを予選シートに貼ります。
→受付ルーム退出時に使用済みのトリックシールを回収します(受付ルーム退出後のトリック変更は不可)
→シールを貼ったご自身の予選シートは大切に保管し、予選時に必ずご持参ください
・使用けん玉のチェックもこの場で実施します(使用けん玉詳細についてはページ下部参照)

・3分間で最大6つのトリック(メイントリック5つ+バックアップトリック1つ)に挑戦し、これを2回行います。『バックアップトリック』とは、各回選択する5つのトリック(メイントリック)に追加して1つ選択することができるトリックで、各回のメイントリックで最も難易度が低いレベル以下の技から選ぶことができます。
(例)
メイントリックをレベル(6,7,8,9,10)から各1つずつ選択した場合、バックアップトリックはレベル6以下から選択することになります。

・各回、バックアップトリックを含めた6個のトリックの中で、挑戦する順序は自由とします。
・2回目のチャレンジでは 1回目に選択した6つのトリック(5つのメイントリック+バックアップトリック)とは異なるトリックに挑戦することになります。
・成功したトリックのレベルに応じた点数を獲得でき、各回最大5つのトリックの合計点数が得点となります。
・各回、最大得点を50点とし、バックアップトリックの点数が加点されるのは、メイントリックの成功数が4個以下、かつバックアップトリックを成功させた場合のみとします。2回合計で100点満点となります。
尚、1回目と2回目の得点は各回それぞれに算出し、回をまたいでの加点はありません。
(例)
メイントリックをレベル(6,7,8,9,10)からそれぞれ1つずつ選択し、
バックアップトリックをレベル3から1つ選択。
① 6つの技全部成功させた場合
6+7+8+9+10=40点 となります
※メイントリック5つが全部成功しているので、バックアップトリックの加算無し
② レベル7の技を失敗し、それ以外の5つの技を成功させた場合
    6+8+9+10+3=36点 となります。 

・各回、使えるけん玉は1つのみとします(2回目のチャレンジでは、1回目と異なるけん玉を使用することができます。各回のチャレンジ途中で変更することは不可とします)。

【予選方式とグループ分けについて】

予選Aグループ(1組目)
ジャッジ方式:相互ジャッジ(昨年同様。3~5名で1組になり、1名がプレーしている間に、他メンバーでジャッジします)
出場者:けん玉検定ベーシックレベル、日本けん玉協会が認定するけん玉道準初段まで相当

予選Bグループ(2組目)
ジャッジ方式:相互ジャッジ(昨年同様。3~5名で1組になり、1名がプレーしている間にその他メンバーでジャッジします)

出場者:けん玉検定 アドバンス/エキスパート、日本けん玉協会が認定するけん玉道初段~四段相当

予選Cグループ(3組目)
ジャッジ方式:相互ジャッジ(昨年同様。3~5名で1組になり、1名がプレーしている間にその他メンバーでジャッジします)

出場者:けん玉検定ID等、事前情報が無い方
※人数が少ない場合は、A/Bグループに組込む可能性あり

予選Dグループ(最終組)
ジャッジ方式:相互ジャッジ
※4名1組となり実施。1名がプレーしている間に残り3名でジャッジする。
※ジャッジは技の成功時に挙手する。成功判定には3名中2名以上の挙手を必要とする。
※予選1回目と2回目で、組を入れ替える。
※当日予選からの決勝進出者選定については予選最終組から決定する(ワイルドカードはその限りでない)

出場者:
以下の該当者で最終組出場を希望するプレーヤー
・けん玉検定エキスパート1級以上(マスター含む)
・日本けん玉協会認定けん玉道五段以上
・過去5年間のKWCファイナリスト、C&Fファイナリスト、MKOベスト32以上、日本けん玉協会主催の全国大会でベスト16以上、並びに上記同等と認められる大会成績を有する者(国内外を問わず)、海外からの出場者で目標点数の高い者並びに、当日の予選最終組以外(以下、A/B/Cグループ)で前年度のKWC決勝進出者ボーダー得点の85%以上の得点となった者
※最終組を希望しない場合にはエントリー時にその旨備考欄にご記載ください

【注意点】

※A/B/Cグループのレベル分け基準は目安であり、応募者の状況に応じて調整します
※A/B/Cグループから最終組へと進んだ者は、新たに予選実施となります。決勝進出者選定については最終組での実施得点を用います
※A/B/Cグループから最終組へは進出できず、かつ当日の決勝進出ボーダー得点以上となった場合でも決勝への進出権利は有しません
今年のボーダー得点が昨年の85%未満となった場合に起こり得る状況です。
(例)
KWC2018のボーダー得点:75点
A/B/Cグループ出場者で64点以上獲得した選手は、最終グループで再度予選実施をします。

KWC2019予選A/B/Cグループ出場者で60点を獲得した選手がいたとします。
最終グループには入れません。
その後、最終グループが終わり、予選通過ボーダーラインが59点となりました。
A/B/Cグループで60点を獲得していても、最終グループには進めなかったので、ジャッジ方式の公平性を考慮し、決勝ステージへは進出できません。予選通過者は最終グループの選手のみから選ばれます。

※けん玉検定は現状国内運用期間であり、海外選手のグループ分けについては運用を別とします。
※けん玉検定IDを用いてレベルを判別する場合は6月末時点で登録されているけん玉検定のレベルによって組分けを調整します(5月にけん玉IDを使用してエントリー、その後レベルアップ登録があれば事務局側で自動的に判別いたします)

※けん玉検定ID以外のけん玉道級位段位や大会結果記録の申請についてはエントリー時の自己申告制とします
 7月20日(土)の当日受付時に記録がわかるもの(認定証や写真等)を提示して頂く可能性がございますので、ご持参ください。

※けん玉検定詳細は公式サイトをご確認ください:https://kendamakentei.com/

追記(7月16日):
エントリー数とグループ分けを考慮した結果、予選はAグループ、Bグループ、Cグループ(最終組)という3つのグループとなりました。
Cグループを最終組とし、Cグループでは予選1回目と2回目で組を入れ替えて実施し、決勝進出者を選びます。

【決勝進出者について】

1. シード枠:最大6名(過去3年間のKWC優勝者、並びに直近の北米、ヨーロッパ、アジア選考会の優秀者)
2. 当日予選通過者枠:25名(シード選手を除く当日予選の得点上位25名)
3. 特別枠(ワイルドカード):最大4名
1~3により、合計35名が決勝に進出します。

※シード枠を獲得している選手も、出走順や最終得点を算出するために予選には参加します。
※予選得点が同点の場合は、決勝と同じ採点方法にて算出し、順位を決定します。
※決勝採点方式でも同点の場合には、バックアップトリックの成功得点を加点し、それでも同点の場合にはバックアップトリックの点数を決勝と同じ採点方法にて算出し、順位を決定します。
※シード選手、並びに特別枠が最大人数に満たない場合は、その分を当日予選通過者枠に振り替えます。

【特別枠(ワイルドカード)の選考について】

・決勝進出者を輩出できなかった国・地域を対象に、各国・地域から1名ずつ選出し、成績上位の者から最大3名が特別枠として決勝に進出します。(ただし、予選得点が40P以上あることが必要)。
・また、男女別でカウントし、当日予選通過者の中で少数となった性別の選手数が通過者数の20%を上回らない場合、少数となった選手で決勝進出者以外の中から成績最上位者1名が特別枠として決勝に進出します(ただし、予選得点が40P以上あることが必要)。
※当日予選通過者が男子20名、女子5名の場合
→決勝進出者以外の女子の中から成績最上位者1名が特別枠として決勝に進出します。
※当日予選通過者が男子19名、女子6名の場合
 →特別枠の付与はありません。その分を当日予選通過者枠に振り替えます。

【決 勝 (2日目)】

・予選の順位に応じて呼び出され、ステージ上で一人ずつ実施します。
・制限時間3分間の中で、できるだけ多くのトリックに挑戦してください。
・使用トリックは、レベル3~12の中から選択できます。
・使用予定のトリックは、MCならびにジャッジの参考として予定シートを提出して頂きます。
→あくまで参考にするのみですので、予定シートにないトリックを使用しても問題ありません。

レベル3~10のトリックについては成功したトリックのレベルを二乗した数を得点とし、レベル11以上のトリックについては、成功したトリックのレベルを二乗した数にボーナス得点を加算します。ボーナス得点はレベル11で30点、レベル12で50点とします。

・1つのトリックにつき、加点は1回とします
・決勝ステージで獲得した点数と、予選時の点数の合計で最終順位を決定します 
(例:プレーヤーAさんが 予選87点、決勝710点の場合、合計得点は797となります)

(例)
レベル10→100点、レベル9→81点、レベル8→64点、以下同様
レベル11→121点(11の2乗)+30点=151点
レベル12→144点(12の2乗)+50点=194点

【表彰について】

上位3名を表彰し、賞金並びに賞品をお渡しします。
決勝ステージ出場全選手に賞品をお渡しします。
※賞金については詳細決定後発表いたします。

当日予選参加者の中から下記年代別の成績優秀者を表彰します。
・10歳未満の部、30歳台の部、40歳台の部、50歳台の部、60歳台の部、70歳台の部、80歳以上の部
※これまでの参加者、結果傾向を鑑み10歳~30歳未満の参加者については、特に年齢別表彰は行いません。
※表彰は2日目にステージ上で実施予定。タイミングは後日発表します。

また、決勝ステージに進めなかった参加者の中から、予選時にご自身で設定したメイントリック(バックアップを含まない)10個すべて成功した参加者には、10トリック達成記念証を贈呈いたします。
2日目に該当者一覧を貼りだし、記念証の受け渡し受付を設けます。

【使用けん玉について】

・使用するけん玉は通常の競技用けん玉サイズ(けんの長さ 170mm以下)とし、当日けん検査を実施します。(既定サイズのチェックボックスに「けん」が入るかどうかを確認します。)検査を通過したけん玉には、けん玉ワールドカップ2019ステッカーを貼付します。
※チェックボックスの詳細サイズについてはGLOKENインスタグラムに寸法入り画像を掲載します。

・けん玉チェックによる審査を通過できるけん玉は、一人3本までとします。
・けん玉の「玉」の穴は1つとし(糸穴を除く)、穴のふちの最大直径は23.5mm以内とします。
・けん玉の皿は、3つとします。
・けん玉に取り外し可能なアタッチメント(付属物)の使用は認められません。
・けん玉への磁石及び磁性塗料の使用は禁止とします。
・使用けん玉のメンテナンスをしっかりし、競技途中で糸が切れたり、使用不可の状態にならぬようご注意ください。競技途中でのけん玉の変更は認められません。

【トリックに関する注意事項について】

・技の途中の持ち替え、糸外しはもう片方の手を使わない限り、自由とします。使った場合は失敗となります。
・特に指定がない場合、回転数に制限はなしとします。
・特に指定がない場合、回転の方向に制限はなしとします。
・静止技については、静止状態のみで成功か失敗かを判断をする技はありませんので、各自のやりやすいタイミングで次の動作へ進むようにしてください。
・静止技の途中で、けんや玉が手や衣服に触れた場合には動作を中止し、新たにやり直してください。
※決勝でのビデオ判定時に、静止技の途中でけん玉が手や衣服に触れていることが判った場合にはその技は「失敗」と判断し、なおかつ決勝得点から200点を減点します。
※該当減点が2度以上ある場合には、失格とします(得点集計せず、失格として発表)。
・バニーホップフロアスパイクについては、技が終了した後、足を完全にけん玉から離し、玉がけんにささった状態で自立していることで成功とします。
※スパイクを決めた直後に足がけんに触れている事は問題ありませんが、その後、成功確認のため足を離す必要があるという意味です。
・居合系トリックについては、紐の長さを調整せずにスタートすることとします。
・インスタ判定については、「けん」と「玉」の接地時間が0.25秒未満の場合をインスタとし、決勝時にはビデオ判定します。ビデオ判定においては毎秒60フレーム、120フレームのビデオ撮影の場合、それぞれ、接地~離れるまでが15フレーム、30フレーム以内とすることを判定基準とします。
それぞれ、16~20フレーム、31~40フレームまでの場合に限り、故意にスロー調整していないと判断し「準インスタ」として通常得点の50%(小数点切捨て)を得点とします。
(例)
レベル9のインスタトリックを準インスタで成功した場合40点が得点となります(通常得点81点の半分)

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