「けん玉できた!VR」の論文、情報処理学会の山下記念研究賞を受賞

VRでけん玉の技の習得を支援する「けん玉できた!VR」の開発者である川崎仁史さんらが執筆した論文が情報処理学会の山下記念研究賞を受賞されました。
誠におめでとうございます!!
VRけん玉、そして川崎さんには弊社イベントで何度も体験ブースを設けて頂いたりお話を伺ったりと、大変お世話になっており、とても嬉しいです。

自然環境下では、玉(けん)が重力によって落下する速度が速いために、初めてけん玉に触れる方や、新しい技を習得される際に、なかなか成功できないといった問題があるのですが、VR空間ならではの特性を活かし、速度をゆっくりにして難易度を調整したり、上級者の動きをバーチャル表示して体の動きを理解できるような体験ができます。
本システムの体験者1128 人のうち、1087 人(96.4%)がけん玉の技を習得できた、というのも驚きの結果です。

最新技術を通じてアナログな遊びをより楽しめ、「できた!」「楽しい!」が世の中に益々増えることを心から期待しています。
DENDAMAしかり、このVRけん玉しかり、けん玉の未来と可能性は無限大だと思います!
(窪田)

該当論文は情報処理学会電子図書館から確認できます
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/

今回の受賞についてはプレスリリースで詳細が確認できます
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000034298.html

けん玉できた!VR

けん玉できた!VR

—以下いずれもプレスリリースより抜粋—

バーチャルテクノロジーでカラダの動きをデータ化し、社会実装を進めるイマクリエイト株式会社(本社:東京都港区、代表者:山本彰洋、川崎仁史、以下イマクリエイト)が開発した「けん玉できた!VR」の論文が、一般社団法人情報処理学会の2021年度山下記念研究賞を受賞致しました。

■論文のタイトル
けん玉できた!VR:5分間程度のVRトレーニングによってけん玉の技の習得を支援するシステム

■概要
5分間程度のVR トレーニングによって、今まで成功したことが無い技の習得を支援するけん玉トレーニングシステムである「けん玉できた!VR」を開発しました。VR 空間で玉の速度を遅くしてから徐々に速くしていくことにより難易度を調整しています。また、玉の速度を遅くしたVR 空間で、実際に熟練者がプレイした身体動作をキャプチャし、それをバーチャルなお手本として提示しています。本システムの体験者1128 人のうち、1087 人(96.4%)がけん玉の技を習得しました。

■山下記念研究賞とは
山下記念研究賞とは情報処理学会の研究会および研究会主催シンポジウムにおける研究発表のうちから特に優秀な論文を選び、その発表者に贈られます。本年度は40研究会の主査から推薦された計54編の優れた論文に対し審議が行われました。

■けん玉できた!VRとは
けん玉できた!VRとは、VR空間において玉の速度を調整することで、現実では再現できない「スローモーションでの練習」を可能にしたけん玉練習ツールです。玉の速度をスローモーションから徐々に現実に近づけていくことで、スムーズな技の習得を可能にします。

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