筒けんができるまで

徐々に脚光を浴びている、筒と玉をつかったシンプルなニュースポーツ「筒けん」。
開発者の清水悟さんから記事をいただきましたので、紹介させていただきます。

>筒けんはGLOKENオンラインショップにて発売中!


《筒けんとの出会い》
「けん玉はむずかしい」「けん玉は苦手」「けん玉できないから嫌い」
けん玉を教える中で必ずといっていいほど聞く言葉ですが、この言葉を聞くたびに残念な思いをしてきました。どうにかしてこの状況を変えられないかとさまざまな工夫を試みましたが、お皿にも乗せることができない人が必ずでてきます。
たまたまポテトチップスの空き箱(筒)と砂の入ったジャグリングの玉「ロシアンボール」で技をやってみたところ、キャッチがとても簡単なことがわかりました。その後けん玉教室などで体験用に用意したところ、「けん玉はできないけどこれならできる」「けん玉を早々にあきらめてしまったうちの子が夢中になってやっている」「どこで売ってるんですか?」という声を次々といただくようになりました。
評判がいいこともあり、耐久性の高い素材で作ってみることにしました。

《開発秘話》
当初は樹脂のパイプを自前の丸鋸でカットし、ヤスリで面取りをし手作りしました。玉は購入すると高いので、ボールプールなどで使われるPPボールにカッターで穴をあけ、砂を入れて重さを測り、ハンダごてで溶かしながら切り口を溶着して作りました。ただ品質のばらつきが大きく、耐久性にも問題がありました。その後筒の加工業者を探し、こちらの要求基準を満たしてくれる工場へ依頼することにしました。玉は海外で調達することにし、ベストな重さと思われる約90gに指定することで一定の品質が確保されるようになりました。
現在でも納入後に全数検査を行い、品質の向上に努めています。

《筒けんの効果》
筒けんは「キャッチがしやすい」「糸が無い」ことからけん玉よりも技で気を使う部分が少なく、けん玉では難しい技も簡単に成功させることができます。例えば「つばめ返し」などは筒けんでイメージをつかんでからけん玉で練習してみると格段に早いスピードで習得することができます。けん玉の習得が難しい幼児や、高齢者でも筒けんなら取り組みやすいと評価をいただくことが多く、障害者向けの表現ツールとしての活用も始まっています。
また、小学校では運動会の組体操の代わりに筒けんのパフォーマンスを取り入れていただき、好評を得ました。

《筒けんの今後》
自分でも驚くほど高評価をいただくことが多いため、もっと筒けんを世の中に広め、たくさんの「できた」という笑顔を増やしたいと思い、5月の法人化に向けて準備をしています。筒けんの製造・販売だけでなく、様々なシーンでの使い方も提案していく予定です。ブログやSNSでも毎日情報発信を続け、今後も様々なチャレンジを展開していきますので、今後もお力添えをいただけましたら嬉しいです。

(エス・ドット 清水 悟 → 現在株式会社筒けん設立に向けて準備中)

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